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ニース会長「バロテッリが20歳でファブレに出会ったなら…」古巣の管理能力に疑問

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ニース会長がFWマリオ・バロテッリについて言及

 ニースのジャン・ピエール・リベール会長がメディア『BeinSports』のインタビューに応じ、FWマリオ・バロテッリについて言及した。

 バロテッリは昨季、フリーでリバプールからニースに加入すると、デビュー直後から得点を重ね、ニースサポーターの心をつかんだ。昨秋はユニフォームが平均6分に1枚を売り上げるほどの人気ぶりで、市内の飲食店ではバロテッリの名前を冠したドリンクやピザが登場。今夏のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)予選アヤックス戦ではクラブ史上初となる得点を挙げるなど、ニースを代表する選手へと成長した。

 リーグ1で2シーズン目を迎えたバロテッリは、ケガの影響からスタートが出遅れたものの、これまで3試合に出場、3得点を挙げている。全大会を含めるとすでに6試合5得点をマークしており、“スーペル・マリオ”の名に相応しい活躍を見せる。リベール会長もバロテッリの出来には非常に満足しているようだ。

「チームに完璧に溶け込んだ。ここへ来てからの行動は27歳の選手として何も変わったことはない。レンヌ戦(1-0でニースが勝利)では少々疲れていたのかもしれないが、才能のある偉大なストライカーだ」

■ニース会長、バロテッリの古巣を批判

 バロテッリはニースに加入するまで、インテル、マンチェスター・シティ、ミラン、リバプールとビッグクラブを渡り歩いた。しかしピッチで安定して活躍を見せることができず、ピッチ外でメディアを騒がせることの方が多かった。リベール会長は指揮官ルシアン・ファブレの手腕を高く評価する一方、バロテッリの古巣であるクラブが十分に選手を管理できていなかったと批判した。

「もちろん、彼はもっとできるはずだし、もっと結果を出さなければならない。だが彼が以前所属していたクラブでは、しっかりサッカーに取り組ませなければならないのにそれができていなかったのだろう。もしマリオが19から20歳の頃にウチのファブレ監督と出会っていたら、きっと今頃はもっと高いレベルに達していただろう」
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