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好調の堂安律をフローニンゲン監督が絶賛…他の選手にはない特性とは?

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フローニンゲンMF堂安律

 フローニンゲンに所属するMF堂安律に対し、エルネスト・ファブレ監督が賛辞を送っている。オランダ紙『DAGBLAND NOORDEN』が伝えた。

 堂安は21日に行われたKNVBカップ1回戦ヘラクレス戦で途中出場し、交代からわずか40秒ほどで加入後初ゴールをマーク。その勢いそのままに24日に行われたエールディヴィジ第6節トゥウェンテ戦でも、第1節以来の先発出場を飾ると、51分には決勝点を演出した。

 ファブレ監督は、好調をキープするU-21日本代表MFが「やってほしいプレーをしてくれた」と称賛。すでにチームの戦術に馴染んでいると語った。

「ドウアンはすでに少しずつ英語で喋り始めているよ。周りもよく見えているし、持っている知識を活かしている。論理的な選択のもと正しいポジションに入っているし、チームによくフィットしている。スタートは右サイドだったが、左サイドにポジションを移してからも、混乱することはなかったね。ポゼッション時によく動けていたし、ボールがない時でも忍耐強く待てていたね」

 また指揮官は、チームが「難しい選択を取りすぎている」としつつ、堂安はシンプルにプレーできていると述べている。

「チームとしてはあまりうまくいっていない。だがドウアンは、シンプルにボールをインサイドで叩き、少ないタッチでプレーできる。5mでも、10~15m離れていても、パスが来ると確信を持って動いている。思い描いているプレーが試合中にできているようにみえる。多くの選手はこれを怠っているよ。これには規律と注意が必要になってくるからね」

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