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中国で警備員が選手に暴行?協会が調査に乗り出すも、当該2クラブの主張は対立

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中国で警備員が選手に暴行か

 中国サッカー協会(CFA)は、国内リーグの試合で警備員が選手に暴行を加えたことについて調査に乗り出すことを発表した。しかし、当該2クラブの主張は食い違っている。

 23日に中国2部リーグで行われた浙江毅騰と云南による試合は1-1の引き分けに終わった。だが、この試合の後半は開始が50分遅れた。浙江毅騰によると、所属選手が警備員から暴行を受け、負傷させられたとの声明を発表した。

「ハーフタイム中、我々のドレッシングルームの電気が突如消された。その後、数十人の警備員が突然押しかけ、警棒で殴りかかってきた。前半の得点者がこの襲撃によって負傷した」

 これに対しCFAは24日、「事件の後、即座に調査を開始した。いかなる規律違反も法律によって厳しく処罰する」と調査に乗り出していることを明かし、違反行為は断固として許さないという声明を発表した。

 しかし云南のスポークスマンは、異なる見解を示している。浙江毅騰の選手が審判へ暴行を加えようとしたのを、審判が防いだだけだと主張した。

「警備員は、数名の選手が審判員に詰め寄り、押し倒されたので止める必要があったと感じた。この騒動ではシールドだげが使用され、暴力行為はなかった。警棒や他のものを使った暴行はなかった。もし(浙江毅騰の声明が)本当なら、数十人の警備員が電気を消して、暴行を仕掛けるためにドレッシングルームに押しかけたということになる。そうであるならば、痛みに苦しんだあと、彼らはどうやって後半プレーを続けたんだ?」

 真っ向から食い違う両クラブの主張だが、真実はどこにあるのだろうか。
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