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U-18日本代表はカタールにPK負けで2連敗…途中出場FW安藤瑞季は20分で2得点

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 カタールで行われている『U19 FOUR NATIONS』に参加中のU-18日本代表は25日、第2戦でU-18カタール代表と対戦し、2点ビハインドから2点を追いつき、90分間を2-2で終えたが、規定により行われたPK戦に4-5で敗れた。23日のU-18クロアチア代表との第1戦に2-3で敗れていた日本は、これで2連敗となった。第3戦は27日に行われ、U-18オーストラリア代表と戦う。

 第1戦のクロアチア戦で2-3の逆転負けを喫した日本は、MF杉浦文哉(名古屋U-18)とDF中村勇太(鹿島ユース)以外の先発9人を変更。GK大迫敬介(広島ユース)、DF田中陸(柏U-18)、DF谷口栄斗(東京Vユース)、DF杉山弾斗(市立船橋高)、MF古川大悟(千葉U-18)、MF川村拓夢(広島ユース)、MF藤本寛也(東京Vユース)、MF奥抜侃志(大宮ユース)、FW原大智(FC東京U-18)を加えた。

 JFAによると、序盤はペースを握った日本だが、前半5分、早々に失点する。左サイドから攻め込んできたカタール攻撃陣に対し、PA内でファウルを犯してしまい、PKを決められた。さらに後半19分、ファウル気味のチャージで奪われたボールを右サイドに運ばれ、クロスから2失点目を喫した。

 ところが後半25分、原に代わってFW安藤瑞季(長崎総合科学大附)が投入されると、日本が盛り返す。同32分、敵陣左サイドでのFKを途中出場のMF堀研太(横浜FMユース)が蹴り込むと、安藤がニアでヘディングシュート。これがきっちり決まって、1点差に詰め寄った。

 さらに後半41分、左サイドを突破したMF川井歩(広島ユース)が左サイドを突破し、クロスを送ると、またも反応したのは安藤。左足シュートを流し込み、終了間際に日本が追いついた。しかし90分間を2-2で終え、規定のPK戦が行われたが、6人目までもつれ込みながら4-5で敗れた。

 影山雅永監督はJFAを通じて、「今日の試合はPK戦とはいえ勝てなくて悔しいと選手みんなが思っていると思う。しかし、2点のリードを許してしまう厳しい展開から同点に追いつけたことは選手が努力してくれたからの結果で、とても良かったと思うし、次につながる試合ができた」と振り返った。
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