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ルヴァン杯大会方式変更を正式承認…J2降格チームの参戦が決定、GL1位通過もプレーオフへ

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来季よりルヴァン杯の大会方式が変更となる

 Jリーグは28日に理事会を開催し、来季以降のルヴァン杯の大会方式の変更を決定した。現行では現行ではJ1クラブのみが参加していたが、来季以降は前年度のJ1でJ2に降格したチームも参加することになる。またグループリーグ(GL)を1位通過したチームでも必ずプレーオフステージを戦うことになった。

 現行、7チームの2グループに分かれて行われていたGLは、4チーム4グループで争う方式に変更となる。

 ただしAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に日本から参加するチームが4チームになるか、3チームになるかでプレーオフステージなどの方式に変更が出てくる。

 まずACLに4チームが出場する場合は、その4チームを除くJ1の14チームと、前年のJ1で16位と17位だったチームの16チームが4グループに分かれてGLを行う。

 そしてプレーオフステージでは1位通過チームと2位通過チームが激突。4チームが決勝トーナメントに勝ち上がり、ACLに出場した4チームを加えた合計8チームで決勝トーナメントを戦う。

 ACLに3チームが出場する場合は、その3チームを除くJ1の15チームと、前年のJ1で16位だったチームが参加。4チームずつの4グループに分かれてGLを戦う。

 プレーオフステージはやや複雑だが、下記のような組み合わせで、5チームの勝ち上がりを決定。ACLに出場していた3チームを加えた合計8チームが決勝トーナメントを戦う。

 なお、GLから準決勝までの組み合わせはホーム&アウェーでの対戦を実施。決勝のみ1試合で勝者を決める。

 またGLでは順位決定方法の変更も行われる。現行では勝ち点が同じ場合はグループ内での優劣が優先されていたが、来季以降は勝ち点で並んだチーム同士の当該対戦成績によって、順位を決定することになる。これについて村井満チェアマンは「ACLのレギュレーションに合わせるため」と説明した。

■18シーズン以降のルヴァン杯プレーオフステージ組み合わせ
【ACLに4チームが出場する場合】
A組1位vsD組2位
B組1位vsC組2位
C組1位vsB組2位
D組1位vsA組2位

【ACLに3チームが出場する場合】
GL1位チーム中1位vsGL3位チーム中2位
GL1位チーム中2位vsGL3位チーム中1位
GL1位チーム中3位vsGL2位チーム中4位
GL1位チーム中4位vsGL2位チーム中3位
GL2位チーム中1位vsGL2位チーム中2位
※同一グループ同士の対戦は行わない

(取材・文 児玉幸洋)
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