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EL初出場エステルスンドが2連勝で単独首位!未勝利ヘルタFW原口は出番なし

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2連勝を飾ったエステルスンド(スウェーデン)

[9.28 ELグループリーグ第2節 エステルスンド1-0ヘルタ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)が28日、グループリーグ第2節を行い、FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリン(ドイツ)はアウェーでエステルスンド(スウェーデン)に0-1で敗れた。開幕節のビルバオ(スペイン)戦に続いて2戦勝ちなし(1分1敗)となり、同率3位に沈んだ。

 ヘルタは23日に行われたブンデスリーガ第6節のマインツ戦(○2-1)から先発6人を変更した。得点を挙げたMFマシュー・レッキー、MFサロモン・カルーを温存し、リーグ戦で全試合出場中のMFペア・シルヤン・シェルブレット、MFミッチェル・バイザーを起用。前節で退場処分となったFWベダド・イビセビッチは先発に名を連ね、原口はベンチスタートとなった。

 先に決定機をつくったのはヘルタ。前半7分、イビセビッチのスルーパスにMFアレクサンダー・エスバインが抜け出したが、相手GKと1対1で迎えたシュートは阻まれ、こぼれ球をもう一度押し込もうとしたが、今度はDFにブロックされた。さらに前半13分、バイザーのクロスからイビセビッチとMFバレンティーノ・ラザロが立て続けにシュートを放ったが、いずれも防がれた。

 すると前半22分、エステルスンドが先制に成功する。PA内で浮き球をドリブルしようとするFWサリス・アブドゥラヒ・ゲロに対し、カバーに入ったヘルタDFジョーダン・トルナリガがハンドの反則。主審はPKの判定を下し、キッカーのMFブルワ・ノウリが中央に決めた。

 ビハインドを負ったヘルタは前半38分、エスバインがPA内に抜け出すもオフサイド。同43分にはワイザー、同アディショナルタイムにはエスバインがシュートを狙ったが、いずれもゴールを脅かすことができず、前半は0-1のまま終わった。

 後半の立ち上がりは拮抗した展開。ヘルタは後半10分、イビセビッチのシュートは枠外へ。同17分にDFセバスティアン・ランカンプに代えてMFブラディミル・ダリダ、同20分にはエスバインに代えてMFオンドレイ・ドゥダを投入し、攻勢を強めた。

 一方のエステルスンドは同25分、途中出場のDFトロンド・デニス・ビドグレンのパスを受けたFWサマン・ゴドスが相手のタイミングを外してゴールを狙ったが、わずかに左へ外れた。

 ヘルタは後半33分、ラザロに代えてMFバレンティン・シュトッカーを投入。3枚目の交代カードを使い、マインツ戦に続いて原口の出番はなかった。

 エステルスンドは同43分、左サイドに抜け出したゲロのクロスにPA近くでゴドスがスルー。再びPA内で味方のパスを受けたゴドスがシュートを放ったが、惜しくも左に外れた。そのままスコアは動かず、EL予選2回戦から突破してきたエステルスンドが初出場の欧州カップ戦で2連勝を収めた。

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