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“見慣れない位置”で出場のFC東京MF東、指揮官も「ハマったんじゃないかな」 と評価

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ボランチ起用されたFC東京MF東慶悟

[9.30 J1第28節 FC東京0-0磐田 味スタ]

 見慣れない位置でのプレーとなった。FC東京MF東慶悟は、自身でも「7、8年ぶりくらい」というボランチでの出場となったが、90分間ピッチに立ち続けてチームの勝ち点1獲得に貢献した。

「ビルドアップでノッキングしないように、しっかり前に良い形で預けられるように心掛けた」。中盤の底でボールを受けるとシンプルに左右に散らしてリズムを生み出そうとするだけでなく、縦パスで攻撃をスピードアップさせようと試みる。「しっかり受けてチャレンジしようとした」と積極的にボールに絡もうとした東に、安間貴義監督も及第点以上の評価を与えた。

「ハマったんじゃないかなと思う。2列目にボールを運べずに後ろ、後ろに回ったところで彼が自信を持って顔を出してくれた。慶悟に入らなくても(大久保)嘉人や(前田)遼一に入ることもあって、横、横ではなく、前後するようなパス回しをしっかりできた」

 だが、縦パスで攻撃をスピードアップさせる場面は限られ、チームが無得点に終わったことで本人は「ゴールにつながらなかったので残念」と悔しさを滲ませつつも、「良い形もあったので、練習して積み上げていきたい」とボランチとしての手応えも得たようだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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