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パリSGが6発快勝で首位キープ! “火種”のPK決めたネイマールはカバーニと抱擁

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PKを決めたFWネイマールがFWエディンソン・カバーニと抱擁を交わす

[9.30 リーグ1第8節 パリSG 6-2 ボルドー]

 リーグ1は30日に第8節を行い、パリSGはホームでボルドーと対戦し、6ー2で勝利した。9月23日の前節・モンペリエ戦(0-0)で引き分けたパリSGはリーグ戦2試合ぶりの白星となった。

 パリSGは今季公式戦全試合に出場していたMFチアゴ・モッタが負傷のためメンバー外。そのため4-3-3から4-2-3-1に布陣を変更し、最前線にはFWキリアン・ムバッペ、FWエディンソン・カバーニ、FWネイマールの“MCN”トリオを置き、MFユリアン・ドラクスラーをトップ下に起用した。

 開始5分でパリSGが先制に成功する。中盤でムバッペが倒されてFKを獲得。するとネイマールのFKは弧を描きながらゴール左に突き刺さり、今季リーグ戦5点目となる先制点を決めた。同12分には“MCN”が好連係を発揮。最後方からの縦パスをムバッペが右足ヒールで落とし、ネイマールが最終ラインの裏にパスを出すと、最後にカバーニが右足アウトサイドで流し込んだ。

 2-0としたパリSGだがゴールラッシュは続く。前半21分、左サイドのDFユーリ・ベルチチェのクロスから、PA内のムバッペのキックミスが結果的にスルーになると、PA右のDFトマ・ムニエが右足で押し込み3点目。パリSGは同31分に失点するものの、同39分にはPA内のハンドでPKを獲得してネイマールがゴール左に沈めた。

 PKを決めたネイマールはカバーニの元へ一直線に向かって抱擁を交わす。9月17日のリーグ第6節・リヨン戦(2-0)でPKキッカーを巡って口論した両者だが、確執を感じさせずに笑顔で4点目を喜び合った。

 前半45分にはドラクスラーがPA左からダイレクトボレーを放ち5点目。前半を5-1で折り返すと後半13分、ドラクスラーのスルーパスにムバッペが反応してPA右からのシュートでダメ押しの6点目を決めた。強力3トップの活躍で出場機会が限られていたドラクスラーだが、1ゴール1アシストの活躍をみせた。

 後半45分にはPA内でのムニエのファウルでボルドーにPKを献上し1点を返されるが、パリSGは6-2で試合終了。“MCN”+ドラクスラーで攻守連動のパリSGが大勝を収めた。2位・モナコが直前の試合で引き分けたため、首位・パリSGは勝ち点差を3に広げて首位をキープしている。

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