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6点目のPKを“見過ごした”西村主審に猛抗議…憲剛「だってPKだもん」

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西村雄一主審に抗議する川崎Fの選手たち

[9.30 J1第28節 川崎F5-1C大阪 等々力]

 最後まで攻めの姿勢を貫いたからこそ、その判定には納得できなかった。川崎フロンターレは5-1で迎えた後半アディショナルタイム、右サイドのスローインからつないでDF板倉滉のスルーパスにMF家長昭博が反応。ゴール前に抜け出し、GKと1対1になると、切り返してシュート体勢に入ろうというところでGKキム・ジンヒョンの足が軸足に引っかかった。

 PKかと思われた場面だったが、西村雄一主審の笛は鳴らない。座り込んだまま、“なぜ?”とばかりに両腕を広げる家長。川崎Fのチームメイトは猛然と西村主審に詰め寄って抗議したが、判定は変わらなかった。5-1と大量リードを奪い、勝利は決定的だったが、リーグ戦では得失点差も重要になってくる。間近でプレーを見ていたMF中村憲剛は試合後、報道陣からこのシーンについて聞かれ、「だってPKだもん」と、判定に疑問を投げかけた。

「点差が付いているからノーカウントはあり得ない。もちろん西村さんには西村さんの意見があるだろうけど、俺らは俺らで(抗議のために)言いに行かないと。今日もたくさんのサポーターが来てくれていたわけだし、最後までやり切るのは大事なこと」。5-1の大勝に沸いた等々力陸上競技場だったが、このシーンばかりは後味の悪さも残ってしまった。

(取材・文 西山紘平)

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