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“レンタル生活”再開のハート「ペップは正当に評価してくれなかった」

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シティからウエスト・ハムにレンタル移籍しているジョー・ハート

 マンチェスター・シティからウエスト・ハムに期限付き移籍中のイングランド代表GKジョー・ハート(30)が、ジョゼップ・グアルディオラ監督に「チャンスを与えてもらえなかった」と明かした。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 シュールズベリー・タウンから2006年夏にシティに加入したハートは、同シーズンにトランメア・ローバーズとブラックプールにレンタル移籍したが、翌シーズンからシティでレギュラーに定着。2009-10シーズンはバーミンガムにレンタル移籍したものの、シティの正守護神として長年活躍していた。

 しかし、グアルディオラ監督が就任した昨シーズンから状況が一変。“レンタル生活”が再開され、昨シーズンはセリエAのトリノ、今シーズンはプレミアリーグのウエスト・ハムに活躍の場を移している。

 ハートは「僕はポジション争いのために全力を尽くそうと決めていた。実際、フェアな戦いは僕にとって良いものだ。もし、そこで負けたとしても、僕は相手と握手するだろう」と前置きをしたうえで、自身が置かれている現状について語った。

「今回はそもそもフェアな競争をするチャンスすら与えてもらえなかった。だから他のクラブを探したんだ。どこかのクラブに定住したいと思っていたよ。落ち着けるクラブがほしいんだ。そうすればそこで集中できるからね。だけど僕には高額の移籍金が設定されていて、僕のことを買おうとするクラブがなかった。だからまたレンタル生活が始まったんだ」

「別に怒ったりはしていないよ」と指揮官の判断を尊重するハート。ウエスト・ハムでは、ここまでリーグ戦7試合にフル出場しているが、ここが彼の望む“安住の地”となるのだろうか。

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