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史上7人目の100キャップに迫る長友「どこでどんな奇跡が…」

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100キャップまであと3試合と迫っているDF長友佑都

 史上7人目の100キャップ達成へカウントダウンに入っている。日本代表DF長友佑都(インテル)は現在、国際Aマッチ出場97試合。FW岡崎慎司、MF長谷部誠不在の今回の代表メンバーでは最多キャップ数で、順調に試合出場を重ねれば、年内にも大台に到達する。

 6日のキリンチャレンジ杯・ニュージーランド戦が行われる豊田スタジアムは長友にとって代表デビューの地でもある。岡田武史元監督時代の08年5月24日、現日本代表監督のハリルホジッチ監督が率いるコートジボワールと対戦したキリン杯に先発フル出場し、1キャップ目を刻んだ。

「このスタジアムでデビューさせてもらって、そんなに試合数をやっているわけじゃないけど、ホームに帰ってきたような親近感がある」。21歳での代表デビューから10年弱の間に積み上げてきた97キャップ。「自分なりに積み重ねてきたんだなと。もう31歳なので」と微笑んだ。

「10年間、日本代表で試合をさせてもらって、自分が小学生、中学生、高校生のときに代表をどう見ていたかを振り返ることがある。あこがれの存在のさらに先を行っているイメージだった。そこに自分が立てていて、100試合にいくかもしれない」。そう感慨深げに語る長友は「どこでどんな奇跡が起こったんだろうなと。人生分からないものだなと思う」と、実感を込めて言った。

(取材・文 西山紘平)

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