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スペイン代表、ピケが急遽会見に臨む「代表への決意を疑われたら心が痛い」

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ジェラール・ピケが急遽会見に臨む

 バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが、4日に公式会見に臨んだ。

 カタルーニャ州では、10月1日に独立の賛否を問う住民投票が行われた。同地出身のピケは、その日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節ラス・パルマス戦(3-0)後、涙ながらに地元への想いを語り、住民投票を阻止しようとしたスペイン政府のやり方を非難した。

 メディアを巻き込み、ピケの発言は物議を醸した。そこでスペイン代表のスタッフは4日に急遽ピケの会見を開いている。

「練習初日は難しかった。自分に反対する人がいたら、嫌なものだからね。ブーイングされたり、侮辱的な言葉を浴びせられたり、そういうのを歓迎する人はいないだろう」

「僕が何を考えるかとは別に、敬意と整合性をもってすれば、僕たちは分かり合えると思う。この状況を改善するために、僕はこの会見場にいるわけだからね」

「僕の代表への決意を疑うことはできないはずだ。僕は15歳から代表でプレーしてきた。代表は僕の家族のようなもの。スペイン代表に選ばれるのは、大きな誇りだ。僕の決意が疑われるなんて、心が痛むよ」

「僕の場合は違うけど、独立支持者がスペイン代表でプレーすることは可能だと思う。カタルーニャ代表はないからね。スペインに反対しているわけじゃない。スペインのことを素晴らしいと思っていたら、独立支持者でもプレーしていいだろう」

「僕たちはサッカー選手であり、人間でもある。選手の中には、政治について話したくない選手もいるだろう。それは完璧に理解できる。厄介なことだからね。分かってる。僕に政治について意見を言うな、とアドバイスしてくれる人もいる。僕は自分の意見を言っているだけ。どちらかの派閥に寄ったことは一度もない」

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