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キエッリーニ、W杯予選敗退危機を問われ「メディアが悲劇を演出している」

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マケドニア戦を前に会見に臨んだDFジョルジョ・キエッリーニ

 6日に行われるロシアW杯欧州予選第9節のマケドニア代表戦に向けて、イタリア代表のDFジョルジョ・キエッリーニが前日記者会見に出席した。

 グループGのイタリアは首位スペインと1敗1分けとなっており、仮にポイントで首位スペインと並んだとしても本大会出場権を得ることができず、プレーオフに回ることになる。予選敗退の危機も騒がれる中、キエッリーニは落ち着きを見せた。

「W杯へ行けない? メディアの皆さんには敬意を払っているが、どんな状況でも多少脚色されている気がする。話が飛躍する。外部のことはシャットアウトして、集中しなければならない。 1年前から出場権獲得の条件ははっきりしていた。スペイン戦では近代サッカーを表現する最高峰のクラブに立ち向かい敗れたものの、グループリーグの出来は良かった。自信そしてリスペクトを持ってプレーオフに挑むつもりだ。僕らが悲劇ぶったり、それに傷ついたりする必要はない」

 またマケドニア戦では、今夏、ミランへ電撃移籍した元同僚のDFレオナルド・ボヌッチと並んでプレーすることになる。

「またいつものディフェンスラインが組めて嬉しい。ボヌッチとは長年、数多くの試合を一緒にやってきた。一緒にプレーできるので2人とも満足している。目標はプレーオフに向けて、成長していくことだ。マケドニアには(ゴラン)パンデフ、(イリヤ)ネストロフスキのような重要なCFがいて、攻撃陣はクオリティが高い。カウンターを受けないように注意しなければならない」

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