[10.5 国体少年男子決勝戦 広島県 0-1(延長)神奈川県 西条市ひうち陸上競技場]

　16歳以下の都道府県選抜チームが日本一を争う第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」サッカー競技少年男子の部は5日午後、決勝戦を行い、神奈川県が広島県に1-0で勝利。2年ぶりの優勝を果たした。出場こそ1試合に留まったものの、ポテンシャル十分の大型守護神、GK高山汐生(湘南ユース、1年)が優勝の感想と今後の目標について語った。

※ゲキサカでは優勝した神奈川県選抜の登録全16選手コメントを掲載。
　
―今回はピッチで活躍というよりも、チームを支える立場。悔しい思いもあると思うが、優勝の感想を。
「代表でも出れていたし、自分が出れないということは、今まであまりなかったです。(サブは)今回初めての経験で、最初受け入れるのが厳しいところもありました。でも、チームに自分が少しでも貢献できるように、チームの仕事とかやっていこうとかなという考えがあって、チームでも一番声を出してやろうというのがあった。(優勝したが、)悔しいのでこの悔しさを胸に、目標はプロになることなので、もっと努力して謙虚にやっていきたいと思っています」
―悔しさがエネルギーになった。
「いい刺激になりました。今まで本当に苦労とかそこまでしなくてもチームで出れていたし、代表でも出れていた。でも、ユースに入って自チームでもあまり出れない中で今回、出れなくなって考えさせられました。これを絶対に良いバネにしていきたいです」
―どのようなことにこだわって行く?
「自分はハイボールが得意なので特長を消すこと無くそれを出して行くこと。あと、自分が不得意としているキックのところだったりを平均までにして、強みをより引き出すようにしたいです」

(取材・文　吉田太郎)

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●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集