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大阪生まれのハイチ代表MF、日本でのプレーは「めちゃ楽しみ!!」

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ハイチ代表MFザカリー・エリボー

 翌日に控えたキリンチャレンジ杯で日本代表と対戦するハイチ代表のMFザカリー・エリボーは、初となる日本でのプレーを心の底から楽しみにしている。

 ハイチ人の父と日本人の母の間に次男として、1996年2月1日に大阪府吹田市で生まれ、3歳のときにボストンに移住。現在は元日本代表MF小林大悟も所属するニューイングランド・レボリューションでプレーする21歳は、日常生活では母と、クラブでは小林と日本語で話していることもあり、日本語での取材も「大丈夫」と笑顔で応じた。

 初めてピッチに立った試合会場の日産スタジアム。「大悟さんから『メチャデカいよ』と言われていたし、こんなスタジアムには初めて入った。プレーするのがめちゃ楽しみ」と日韓W杯決勝が行われたスタジアムに興奮を隠さず。

 日本代表は小さい頃から見ていたようだ。「いつも見ていた」というFW本田圭佑は今回招集外となったことで「残念ですね」と答えつつも、「長友(佑都)選手はお母さんが一番好きだから楽しみだし、香川(真司)選手など日本にはたくさん良い選手がいる」と日本代表戦士とピッチ上で対峙することを待ちわびる。

 日本代表をリスペクトしつつも、試合になれば話は別。186センチの長身ボランチは「日本はめちゃ良いチームだけど、皆が諦めなかったらチャンスもあると思うし、勝ちたい。緊張するけど明日が楽しみです」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)

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