beacon

60年ぶりのW杯出場を逃したウェールズ、指揮官も落胆「将来については…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

落胆のクリス・コールマン監督

 ウェールズ代表を率いるクリス・コールマン監督が、60年ぶりとなるW杯出場を逃し、落胆している。英『スカイ・スポーツ』が報じている。

 9日、MFガレス・ベイルを欠く2位ウェールズ代表(勝ち点17)はW杯欧州予選のグループD最終節で3位アイルランド代表(勝ち点16)と対戦。結果次第では本大会出場が決まる大一番だったが、後半12分にMFジェームズ・マクレーンに先制点を決められ、0-1で敗れた。

 この結果、アイルランドが2位にプレーオフ圏内の2位に浮上。一方、ウェールズは昨年EURO初出場でベスト4進出の快進撃をみせたが、3位に順位を落としてしまい、1958年大会以来、60年ぶりとなる本大会出場を逃した。

 これには指揮官も落胆。「今、私の心の中に残っているのは、ロッカールームでうなだれた選手たちの顔だけだ。選手たちは悲しみに暮れている。だが、もっと誇りを持つべきだ。私が考えられるのはそれだけだよ」と最後まで戦った選手たちを称えた。

 また、コールマン監督は以前、W杯をもって代表指揮官から退任すると表明していたが、「私の進退について聞かれることはわかっている。だが、そのことについてまだ考えるつもりはない。ほとぼりが冷めるのには少し時間がかかる。将来については、いずれきちんと話し合うつもりだ」と明言は避けた。

●ロシアW杯欧州予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧

TOP