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ジル、今夏の去就騒動について明かす「エバートン移籍に限りなく近づいていた」

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オリビエ・ジルは今夏エバートンに移籍間近だった…

 アーセナルのFWオリビエ・ジルは、今夏エバートンに移籍間近であったと語っている。

 7月にフランス代表のチームメイトであるFWアレクサンドル・ラカゼットがアーセナルにクラブ史上最高額で移籍した際、ジルは出場機会を失われることを恐れ、ロンドンから離れることを真剣に考えていたようだ。しかし、同選手は残留を決断し、先日行われたヨーロッパリーグのBATE戦ではクラブ通算得点数を「100」の大台に乗せている。

 ジルがアーセナルから退団するとのうわさを受け、リヨンマルセイユ、プレミアリーグのライバル、ウエスト・ハムなどが同選手の獲得に乗り出していた。さらに、今夏大型補強を敢行したエバートンもフランス代表FWに関心を寄せ、移籍成立にあと一歩のところまで近づいていたようだ。

 ジルは『カルナ・プラス』で「クラブから離れる可能性があって、イングランドの他クラブ、エバートンに移籍寸前だった。でも、僕は最善の選択をしたと思っている」と今夏騒がれていたアーセナル退団報道について初めて口を開いた。

 また、リーグ・アンのクラブが獲得に動いていたことについて同選手は「僕は何年も前からマルセイユのファンで、敬意を払っている。僕の獲得に興味を持ってくれたリヨンも同様だ。イングランドで幸せを感じていて、それらのクラブを嫌っているわけではないが、今はフランスに帰る気がない。でも、いつの日かフランスに戻る可能性はあると思う」と将来的には母国でプレーする可能性はあるも、当分はイングランドでプレーを続けたいと明かしている。

 移籍市場閉幕後、アーセナル残留を決めた理由について「まだ物語は完結していない」と語っていたジルは今シーズン、プレミアリーグで先発出場を果たせてはいないものの、全7試合に途中出場している。

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