アルゼンチン代表はW杯出場権を獲得することができるのだろうか。現役時代、アルゼンチン代表として活躍したマリオ・ケンペス氏が母国の危機的状況に対してコメントした。スペイン『アス』が報じている。

　アルゼンチンは現在、ロシアW杯南米予選でプレーオフ圏内の5位ペルーに勝ち点で並ぶ6位につけている。10日にアウェーで行われる最終節エクアドル戦は、アルゼンチンにって負けられない戦いとなる。仮に敗れれば、1970年メキシコ大会以来、12大会ぶりの予選敗退となる。

　この状況に、かつてアルゼンチン代表としてW杯優勝を経験したケンペス氏は、「アルゼンチンとメッシがいないW杯は大惨事だ。メッシがW杯に出場できなくて幸せになるのはマラドーナのファンだけだ。なぜなら、彼らはマラドーナこそ世界最高と言い続けられるからね」とコメント。「サンパオリには救世主であることを証明するための90分間がある」と大逆転を願った。

　世界のサッカーファンが注目するエクアドル対アルゼンチンは、日本時間11日の午前8時30分キックオフを予定している。アルゼンチンには前回大会の準優勝国として意地を見せて欲しいところだ。

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