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[MOM2248]東福岡MF荒木遼太郎(1年)_「最高のパフォーマンス」心掛けて出場5試合で7ゴール、4度目のMOMに

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後半6分、同点ゴールを決めた東福岡高MF荒木遼太郎(中央)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.8 球蹴男児U-16リーグ第17節 大津高 1-2 東福岡高 垂水市多目的広場]

 出場したのはわずか5試合だけだというが、全試合でゴールを決めて計7ゴール。東福岡高のU-15日本代表MF荒木遼太郎(1年)が4度目となるマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 この日は後半開始からの出場となったが、6分にMF田尻将太の折り返しを合わせて同点ゴール。その後もトップ下の位置で判断良くボールを動かしながら、局面ではドリブルで仕掛け、シュートシーンに絡んだ。

 正確なボールタッチとキープ力など1段階上の高いスキルを見せて勝利に貢献。わずか5試合の出場ながらも「球蹴男児U-16リーグ」の大会優秀選手(計5人)の1人に選ばれたMFは「自分は決定力。トップ下のポジションでなんですけれども、自分でサイドに展開して、そこからクロスに合わせたり、ボール貰ってターンしてそこからドリブルしてシュートを打って得点したことが評価されたと思います」と笑顔を見せていた。

 U-15日本代表としてAFC U-16選手権予選を戦ったばかりの注目MFだが、「違いを見せつけよう」と考えてプレーしていた訳ではない。「最高のパフォーマンスをしようと思って、自分の一番いいパフォーマンスができたのでそこは良かったかなと思います」と荒木。常にベストを出し尽くそうとし続けたことが結果と高い評価にも繋がった。

 今後へ向けた目標については「自分は選手権メンバーに入るために、まだ時間あると思うので練習でしっかりと監督にアピールして、代表もまた来年に最終予選があるので、そこに選ばれるように。これからがスタートだと思うのでコンディションを上げていきたい」。ライバルたちよりも努力をして、目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)
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