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[球蹴男児U-16リーグ]大会得点王_熊本学園大付FW廣瀬蒼馬「県で一番取って、全国で目立ちたい」

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19得点で大会得点王に輝いたFW廣瀬蒼馬(熊本学園大付高)

 九州地域のU-16の年代において長期に渡るリーグ戦を通して、選手の育成および指導者のレベルアップを図る「2017 球蹴男児U-16リーグ」は8日の最終節後、閉会式を行った。

 大会得点王は推進力ある力強い動きと、鋭い抜け出し、そして周囲とのコンビネーションも良く、17試合で19得点を叩き出したFW廣瀬蒼馬(熊本学園大付高)が獲得した。

以下、廣瀬コメント
―得点を量産したが、自身にとってどのようなリーグ戦だった?
「チームを勝たせるという使命感が大きくて、青山(晃士)先生からも『オマエが点取らないと勝てない』とよく言われていたので、チームを勝たせることだけを意識してきました。でも、県内対決で全部負けたのが悔しいです」
―自分の特長は?
「『強い選手になれ』とずっと言われていたので、力強さや迫力を出そうと磨いて来ました。中学の時はパスを繋ぐチームだったので自分で行くシーンがあまりなかったけれど、高校になって『自分で強引に行け』と言われて、そこを色々教わりながらやったら自然になった感じです」
―ゴールを量産できた理由は?
「いつもゴール前で自分に来るのを待っているから、そういうところで取れたのも何個かあるし、チームメートが見てくれて、いいボールをくれたりしているからだと思います」
―森山(湧馬)くんとのコンビも面白かった。
「開幕戦とかは2トップを組んでいて、いっぱいアシストしてもらったんですけれども、合わせやすいです。視野が広いんで動き出しを見てくれる」
―熊本学園大付での3年間の目標は?
「まだ総体とか、全国へ行ったことがないので、全員で勝って、県で一番取って全国で目立ちたいです」
―ここからさらに磨いていきたい部分は?
「まず選手権が始まるのでそれへ向けて、あまり体力がなくて真ん中で留まることが多いので、動き回って、あとはシュートの本数を増やしていきたい」
―どのようなFWになりたい?
「大迫選手のようなFWになっていきたいです。大迫選手の高校生の時の動画とかを見て、身体の使い方とかをめっちゃ学んでいます」
―リーグ戦では9位。来年の1年生たちは1部を戦う。
「ウチってそんなにメジャーじゃない(苦笑)。相手は東福岡だったり、(鹿児島)城西だったり、名前に負けている感とかあったりしていたけれど、やってみたらそこまでやれなくはなかったですし、自信になる大会になりました。でも県内で一個も勝てなかったのが悔しいです」

(取材・文 吉田太郎)
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