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好調ナポリの魂・ハムシク、マラドーナの最多得点記録まであと「1」に迫る

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派手なモヒカンヘアーとは対照的に、献身的にナポリを支える主将・MFマレク・ハムシク

 ナポリに所属しているMFマレク・ハムシクは、ディエゴ・マラドーナ氏が打ち建てたナポリ最多得点記録「115」まで残り1点に迫っている。

 1日のセリエA第7節・カリアリ戦(3-0)でハムシクは開始4分、左サイドからPA手前のFWドリース・メルテンスにボールを預けるとすかさずPA左に進入。メルテンスからのワンツーを左足ダイレクトで合わせてゴールに突き刺した。

 待望の今季初ゴールでハムシクはナポリでの得点記録を「114」に更新。マラドーナが1984-85シーズンから90-91シーズンの6年間で築いたナポリでの最多得点記録の「115」まで残り1点に迫った。

 スロバキア出身のハムシクは2005年からブレシア移籍でイタリアにやってきた。07年夏からナポリでプレーし、08年にはイタリア人以外で初となるセリエA最優秀若手選手に選出されている。近年は左サイドハーフから精度高いキックを武器に、最前線の3トップとの抜群の連係で高い攻撃力を発揮。昨季リーグトップとなる通算94得点の原動力になった。

 前節にユベントスが痛恨のドローとなったため、今季初の単独首位となったナポリ。開幕7連勝でリーグ最多の25得点と絶好調をキープしつつ、14日にホームでローマと対戦する。

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