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“メディア離れ”の行方は…メッシがアルゼンチン団結の要因を語る

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アルゼンチンをW杯に導いたFWリオネル・メッシ

 W杯出場を決めたアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシはチームが団結できた理由について、メディアから距離を置いていたことを挙げている。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 南米予選で1試合を残し、W杯出場圏外の6位と敗退の危機に瀕していたアルゼンチン。最終節はW杯予選直近3試合で未勝利(1分2敗)のエクアドルとのアウェー戦だったが、メッシのハットトリックで3-1と逆転勝利を飾り、12大会連続17度目の出場権を果たした。

 メッシは昨年11月、FWエゼキエル・ラベッシが地元メディアから過剰な批判を受けたことで、チームとしてメディア対応を拒否する声明を発表。それ以来となる公の場での発言として、「僕たちには落ち着きがあり、目標を達成することができた。それが最も重要なことだよ。神のおかげで成し遂げることができた」と喜びを語った。

 そして「僕たちはしばらくの間、メディアから離れていた。それがチームをより結束させることになったと思っている」と取材拒否の効果も語る一方、「僕らみんなが手を取り合うことができれば、もっと楽になる」と歩み寄りへの意欲も示している。

「出場権の獲得を噛み締めながら少しずつ準備を始める。チームは変わり、成長していくだろう」。予選で苦戦を強いられたアルゼンチンだが、国全体が一枚岩となり、本大会での躍進につなげることはできるだろうか。

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