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ダービー先発を狙う長友佑都に伊紙「日本から電光石火で戻ったが…」

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DF長友佑都は15日のミラノダービーで先発のピッチに立っているのだろうか

 インテルは15日、セリエA第8節でミランとのミラノダービーに挑むが、先発予想はイタリアメディアの間で割れている。

 長友は今シーズンから着任したルチアーノ・スパレッティ監督の下、プレシーズンから徐々に信頼を勝ち取り、開幕戦のフィオレンティーナ戦および第2節のローマ戦ではスタメンに名を連ねた。9月の代表戦明けとなった格下とのスパル戦およびクロトーネ戦では、新加入の24歳DFダルベルトに先発の座を譲ったものの、その後は交互に先発するなど、熾烈なポジション争いが繰り広げられている。

 伝統の一戦での先発の座を確保するため、日本代表のDF長友佑都は10日のハイチ戦終了後、予定を切り上げて11日にはミラノに戻っている。『コリエレ・デロ・スポルト』は「日本から電光石火で戻り、すぐにスパレッティの指示を仰げるようにした。ダービーで先発出場したいという強い思いは明らかだ」と報じている。しかしながら「この2週間、ミラノに残り、インテル指揮官の訓練を終えただろうダルベルトと競わなければならない」と指摘。先発の座にはダルベルトが有力だとした。このほか『メディアセット』、『スカイスポーツ』もダルベルトの先発を予想、『Goal』の現地編集部も「ダルベルトが長友をリードしている」と分析した。

 一方、『ガゼッタ・デロ・スポルト』は8日、「これほどデリケートな試合においては、守備に最大限の注意を払う必要がある。ナガトモの方がより信頼できるだろう。現段階では彼の先発が有力だ」と指摘しており、現在も引き続き長友がスタメンに名を連ねるだろうと予想している。また『トゥット・スポルト』もこれに同調している。

 イタリア各メディアで予想が割れる左サイドバックのポジションだが、街を二分するダービーマッチでどちらが先発メンバーに名を連ねるのだろうか。

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