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“4日前”の悔しさを糧に…G大阪GK東口、好守連発も1点に泣く

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好守を連発したガンバ大阪GK東口順昭

[10.14 J1第29節 G大阪0-1新潟 吹田]

 4日前、男は日本代表のユニフォームを身にまとい、約1年半ぶりに代表のピッチに立った。しかし、結果は3失点を喫して3-3のドロー決着。試合後に反省ばかりが口をついたGK東口順昭は気持ちを切り替え、ガンバ大阪のユニフォームに袖を通して試合を迎えた。

「ガンバで勝つのは大事だと思うし、そういうプレーをやっていかないと代表には呼ばれないと思うので、もう一度しっかり自分を見直して入れた前半だったと思う」

 その言葉通り、前半中盤あたりから新潟にゴールを脅かされる場面を作られるが、前半17分のMF小川佳純、同19分のFWホニのシュートをストップ。さらに後半6分には、ホニと1対1の場面を迎えながらも、シュートを足で阻んでゴールを守った。しかし、チームにも得点は生まれない。すると、後半22分にDF三浦弦太のクリアボールを拾ったMF小川佳純に左足で押し込まれて均衡を破られてしまう。

 反撃を試みた攻撃陣も不発に終わり、0-1の完封負け。ここ5戦未勝利で3連敗、ホームでは5連敗と厳しい状況が続いており、「しっかり試合に入れていたし、勝ちにつなげれば一番良かったけ…。ホームでホンマに勝てていないので、それが何よりも悔しい」。自分をしっかり見直して臨んだ一戦でチームを勝利に導けなかった守護神は唇を噛んだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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