beacon

神戸が開始早々に先制も…ACL控える浦和とドロー決着、勝ち点1を分け合う

このエントリーをはてなブックマークに追加

浦和vs神戸はドロー

[10.14 J1第29節 浦和1-1神戸 埼玉]

 14日、埼玉スタジアムで開催されたJ1第29節、浦和レッズヴィッセル神戸の一戦は、1-1で引き分けに終わった。

 試合は開始早々に動いた。神戸は前半4分、GKキム・スンギュがロングパスを送ると、裏に走り込んだFW小川慶治朗がDF宇賀神友弥に競り勝ち、PA左から左足で流し込み、先制点。埼スタに駆け付けた浦和サポーターを黙らせた。

 1点ビハインドの浦和は前半18分、右サイドからDF森脇良太が鋭いクロスを上げ、FW興梠慎三がトラップから右足ボレーもGKキム・スンギュに止められてしまう。それでも19分、右サイド深くからMF柏木陽介が右足でクロスを入れると、相手のクリアボールを宇賀神が左足シュート。ゴール前のMF矢島慎也が右足でコースを変えてゴール左隅に流し込み、試合を振り出しに戻した。

 FWルーカス・ポドルスキが中盤に降りてきて攻撃の組み立てに絡む神戸は、右サイドを中心に攻め込んだ。前半38分、DF藤谷壮が縦に仕掛けてクロスを供給すると、小川が胸トラップから右足を振り抜く。だが、惜しくも枠に飛ばすことができず、前半を1-1で終えた。

 浦和は後半開始から宇賀神を下げてDF平川忠亮を入れる。12分、矢島がPA右脇からクロスを送ると、セットプレーで残っていたDFマウリシオが右足ボレーを放つが、GKの正面に飛んでしまう。18分には、柏木のパスを敵陣中央あたりで受けたマウリシオが右足ミドルを放つ。無回転気味のシュートが枠を捉えたが、GKキム・スンギュに弾き出された。

 押し込まれる展開が続く神戸は後半19分、MF大森晃太郎を下げてFW田中順也を投入する。一方、浦和は37分、サイドチェンジから右サイドでボールを受けた森脇のクロスを興梠がヘディングシュート。これはGKキム・スンギュに防がれたが、互いに勝ち越しの1点を貪欲に狙いに行った。

 浦和は後半アディショナルタイム1分に絶好のチャンスが訪れたが、興梠のシュートはGKキム・スンギュの正面。試合はそのまま1-1で引き分けに終わり、浦和が18日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦・上海上港戦(中国)に弾みをつけることはできなかった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2017シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第29節1日目 スコア速報

TOP