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「守備的と言いたいのだろうが、それは違う」モウリーニョ、リバプール戦の采配批判に怒り

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試合を振り返ったジョゼ・モウリーニョ監督

 14日にプレミアリーグ第8節が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッドリバプールと0-0で引き分けた。試合を振り返ったジョゼ・モウリーニョ監督は、「采配が守備的」との批判に語気を強めながら反論している。

 敵地「アンフィールド」に乗り込んだマンチェスターUは、相手にポゼッションを許しカウンターからチャンスを狙うも、なかなか見せ場を作ることができず、相手の攻撃を耐えしのぐ展開となる。最後までゴールを守り切ったが、結局決定機をほぼ作ることができないままスコアレスドローで試合を終えた。

 試合後、引き分け狙いだったかと問われたモウリーニョ監督は、すぐさまこれを否定。勝ちを目指して戦ったとし、リバプールのユルゲン・クロップ監督が攻撃的に来るのを待っていたと話している。

「3ポイントを取りにいったが、試合の展開からそれは難しいだろうと感じた。ユルゲンがより攻撃にシフトするのを待っていたが、強い選手を中盤に3枚並べたままだった。(ジェシー・)リンガードや(マーカス・)ラッシュフォードを入れたときも、相手が攻撃的なカードを切るのを待っていたが、ユルゲンは中盤3枚を保ったままで、私のチームよりも強度が高かった」

 そして、「采配が守備的」との批判を一蹴している。

「彼はカウンターを仕掛けるスペースを与えてくれなかった。我々のチームが守備的で、相手が攻撃的だったと言いたいのだろうが、それは違う!家にいてそこから動かなかったのか?私はチャンスを待っていたんだ」

「正直にいって、ユルゲンはうまくやったと思う。試合を壊すことを許さなかった。決してね。彼は(エムレ・)カン、(ジョルジニオ・)ワイナルドゥム、(ジョーダン・)ヘンダーソンを残した。ハイプレスを仕掛け、よくカバーリングしていた。ディフェンス面からみれば、相手はとてもうまくやったと言えるだろう」

 また、負傷者の多さを嘆き、望んでいたような展開に持ち込めなかったと悔やんでいる。

「批判をする気はないが、監督してベンチに座っている限り、何が起きるか予想しようとするものだ。いつもやっているように、前線の選手により自由を与えたかったが、それができる選手がいなかった。(マルアン・)フェライニも、(ポール・)ポグバも、(マイケル・)キャリックもいない。誰もいなかった」

「選手たちには、リバプールは後半から変わると話したが、彼らはそうしなかった」

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