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元日本代表監督が“難敵”の新指揮官に…ザッケローニがUAE代表監督に就任

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アルベルト・ザッケローニ氏がUAE監督に就任

 アラブ首長国連邦(UAE)サッカー協会は16日、UAE代表の指揮官にアルベルト・ザッケローニ氏(64)が就任することを発表した。

 最新FIFAランキング72位のUAEは、2012年からマハディ・アリ・ハッサン氏が指揮し、2015年にはオーストラリアで開催されたアジア杯で日本をPK戦の末に下し、ベスト4進出を果たした。今回のW杯アジア最終予選の初戦でも埼玉スタジアムで日本を破る大金星を挙げたが、その後は成績が安定せず、今年3月に辞任を発表。5月から元アルゼンチン代表監督のエドガルド・バウサ氏が指揮していたが、W杯出場権を獲得できず先月辞任していた。

 ザッケローニ氏はセリエAでウディネーゼを躍進させ、ミランでスクデットも獲得すると、ラツィオやインテル、ユベントスなどイタリアのビッグクラブを率いていた。2010年8月から2014年6月まで日本代表を指揮し、退任後の昨年1月には中国スーパーリーグの北京国安の監督に就任。しかしわずか4か月で解任され、フリーとなっていた。

 近年、日本はUAEに苦しめられているが、日本を知り尽くした指揮官の就任により今以上に難敵となりそうだ。

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