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「少し奇妙な光景」豪記者が浦和の上海上港撃破の理由を分析

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10年ぶりにACL決勝進出を果たした浦和

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦が18日に行われ、浦和レッズ上海上港に1-0で勝利した。この試合に関して『Fox Sports』のスコット・マッキンタイヤー記者が、寸評を述べている。

 敵地での第1戦を1-1で終えていた浦和。本拠地・埼玉スタジアムに上海上港を迎えたこの試合では、前半11分にCKを獲得するとMF柏木陽介のクロスにMFラファエル・シルバが頭で合わせて先制点を奪う。このゴールを最後まで守り抜き、10年ぶりの決勝進出を決めた。

 マッキンタイヤー記者は、ペトロヴィッチ監督時代から、フォーメーションを変えたことについて言及。それぞれの役割を以下のように分析し、慣れ親しんだポジションでのプレーが、結果に繋がったとしている。

「4-1-4-1への移行で、中央のアンカー(阿部勇樹)、左右のフルバック(槙野智章・遠藤航)が慣れ親しんだポジションで自身の役割を果たしていた。アタッキングミッドフィルダー(シルバ、武藤雄樹)がサイドの役割を担い、国内最高の10番(柏木陽介)が“6番と8番”としてプレーした」

 そして、FWフッキやMFオスカルをうまく抑えた守備陣を称賛。今季はここまでリーグ戦7位とふるわない浦和が、アジアの舞台で躍動していることは少し奇妙な光景だと綴っている。

「日本サッカーに精通している者として、今年は国内でトップレベルにいないチームが、アジアチャンピオンに近づいているということは奇妙な光景だ」

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