ブラジルのパウリスタFCでプレーする日本人DF笠井健太(21)が、昨年末にチームとの契約を3年延長したと日刊スポーツ静岡版が報じている。

　笠井は85年12月25日生まれ。袋井高2年のときにブラジル留学。04年4月にサントスの練習に参加し、同年12月にパウリスタとプロ契約を結んだ。

　記事によると、笠井は昨年1月に1軍昇格を果たし、4月に見事プロデビュー。主に右サイドバックでプレーし、充実した1年を過ごした。

　また、帰国した際には同年代にあたるU-21日本代表の試合を見たとのこと。「自分もできると思った。 遠くにいても、同世代のことは気になる。Jリーガーにも負けない自信もついてきた。僕は本当の雑草だけど、五輪もA代表も目指したい」と、まずは08年北京五輪代表入りを目標とするコメントも掲載している。


　なお、パウリスタFCには現在、元日本代表FW呂比須ワグナー氏がコーチを務めている。