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ミランはドローでEL3連勝ならず、クトローネが嗅覚鋭いボレー決めるもオフサイド判定

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ミランはELを2勝1分とした

[10.19 ELグループリーグ第3節 ミラン0-0AEKアテネ]

 ヨーロッパ・リーグ(EL)は19日、グループリーグ第3節を行い、ミラン(イタリア)はホームでAEKアテネと対戦し、0ー0で引き分けた。

 ELは2連勝でグループD首位に立つものの、直近の試合は2連敗中のミラン。3-5-2の布陣は変えずに、最前線に19歳FWパトリック・クトローネと21歳FWアンドレ・シウバの若手コンビを置き、MFスソとMFハカン・チャルハノールを一列下に、MFマヌエル・ロカテッリをアンカーに置いた。

 前半7分にミランがゴールネットを揺らす。スソの浮き球パスに反応したクトローネが絶妙な飛び出しで抜け出すと、胸トラップから豪快なボレーでゴールに突き刺す。しかし線審にオフサイドを取られ、無念のノーゴールとなった。前半は互いに攻撃を仕掛けるが均衡は破れず、0-0のままで後半に折り返した。

 後半に入っても拮抗状態が続き、ミランが交代カードを切る。後半17分にA・シウバに代え、前線で体を張れてボールも散らせる万能型のFWニコラ・カリニッチを投入。同28分にはMFジャコモ・ボナベントゥーラに代えてMFフランク・ケシエを投入した。

 終盤にかけてミランの猛攻が続いていく。後半32分、スソが右サイドからドリブルしてクトローネにパスを回すと、そのままPA右から中央へと突破して左足シュート。しかしボールにミートせず、相手GKにキャッチされる。同35分にはカリニッチからパスを受けたスソがそのままPA右からゴールに突き進むも、相手GKの飛び出しに阻まれて決定機をものにはできない。

 ミランは後半38分、スソに代えて最後のカードとしてFWファビオ・ボリーニをピッチへ送り込む。しかし戦況は変わらず、0-0のドローのままで試合は終了した。ミランはEL3試合を2勝1分としてグループD首位はキープしたものの、直近の公式戦3試合は1分2敗と波に乗れない状況が続いている。

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