beacon

ボランチ高徳、伊藤途中出場のHSVは10人で粘るもバイエルンに惜敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW伊藤達哉は途中出場も決定機に絡めず

[10.21 ブンデスリーガ第9節 ハンブルガーSV0-1バイエルン]

 ブンデスリーガは21日、第9節2日目を行い、DF酒井高徳とFW伊藤達哉の所属するハンブルガーSVはホームでバイエルンと対戦し、0-1で敗れた。酒井はボランチでフル出場。ベンチスタートとなった伊藤は後半31分から途中出場したが、得点には絡めなかった。

 18日のCLセルティック戦(3-0)から中2日、先発5人を変更したバイエルンはMFハメス・ロドリゲスにいい形でボールが入らず、なかなか攻撃が噛み合わない。対するハンブルガーは中盤で攻撃の芽を潰し、拮抗した展開に持ち込む。今季初めてボランチで先発した酒井はセカンドボールを回収し、攻撃のリズムをつくったが、ハンブルガーSVをアクシデントが襲う。

 前半39分、MFキングスレイ・コマンの突破を止めようとしたボランチのDFギデオン・ユングが一発退場となり、数的不利を強いられることになった。それでも前半は10人で耐えしのぎ、スコアレスで折り返した。

 後半開始と同時にバイエルンはハメス・ロドリゲスを下げてFWトマス・ミュラーを投入し、攻撃の圧を強めていく。すると後半7分、DFダヴィド・アラバのアーリークロスからクリアボールが流れると、ゴール前のミュラーがつなぎ、MFコランタン・トリッソが押し込んだ。

 均衡を破ったバイエルンは圧倒的なボールポゼッションでチャンスを伺い、後半26分、MFアリエン・ロッベンが蹴り込んだ右CKをMFチアゴ・アルカンタラが強烈ミドルで叩いたが、惜しくも左ポストを直撃した。

 ハンブルガーSVは後半31分、同時に2枚を替え、伊藤とMFフィリプ・コスティッチをピッチに送り込む。右ウイングに入った伊藤は積極的に仕掛けたが、得点には絡めない。ハンブルガーSVは相手の分厚い攻撃を粘り強く跳ね返し、最小失点に止めたが、そのまま0-1で敗戦。7試合未勝利(6敗1分)と泥沼からは抜け出せなかった。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2017-18特集

TOP