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久保裕也の交代後に追いつかれたゲント、今季初の連勝はお預け

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FW久保裕也は後半19分までプレー

[10.21 ベルギーリーグ第11節 コルトライク1-1ゲント]

 ベルギーリーグ第11節が21日に行われ、FW久保裕也の所属するゲントは敵地でコルトライクと対戦し、1-1で引き分けた。久保は4-2-3-1の右サイドハーフで5試合連続の先発出場。無得点のまま後半19分に途中交代した。

 今季初の連勝を狙うゲントは開始からボールを支配し、後ろからつなぐ丁寧なパスワークで相手ゴールに迫る。前半3分にはMFダニイェル・ミリチェビッチの右クロスがPA内左へ流れ、待っていた久保が胸でのコントロールから左足を振り抜くが、シュートは相手DFにブロックされた。

 前半をスコアレスで折り返し、試合が動いたのは後半15分。DFサミュエル・ジゴが右サイドから送ったストレート性のクロスはPA内中央の久保には合わなかったが、ファーで受けたFWモーゼス・ダディ・シモンがトラップから左足のシュートをゴール右に突き刺し、先制点を挙げた。

 ボールを保持しながら追加点を目指すゲントは後半19分に久保を下げ、FWサムエル・カルを投入する。しかし、交代策が実ったのはコルトライクの方だった。後半29分、途中出場のMFエルベ・カージュが左サイドからのクロスをPA内右から豪快な右足のボレーでゴール左に叩き込み、同点弾を奪取。リズムを崩したゲントは最後まで勝ち越し点を決められず、今季初の連勝はお預けとなった。

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