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マンジュキッチ退場も影響なく…ユベントスはケディラのハット含む6得点でリーグ戦3試合ぶり白星

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MFサミ・ケディラがキャリア初となるハットトリックを記録した

[10.22 セリエA第9節 ウディネーゼ2-6ユベントス]

 セリエAは22日に第9節を行い、ユベントスは敵地でウディネーゼと対戦し、6-2で勝利した。前半にFWマリオ・マンジュキッチを退場で欠いたユベントスだが、冷静な試合運びで点の取り合いを制し、リーグ戦3試合ぶりの勝利となった。

 18日のUEFAチャンピオンズリーグのグループリーグ第3節・スポルティング・リスボン戦(2-1)を戦い、MFブレズ・マトゥイディら負傷者を抱えるユベントスは、中盤にMFミラレム・ピャニッチとMFサミ・ケディラのボランチ2枚を配置。前線にはMFフアン・クアドラード、FWパウロ・ディバラ、マンジュキッチ、FWゴンサロ・イグアインを起用した。

 序盤からウディネーゼが先制に成功する。前半8分、ショートカウンターからFWスティペ・ペリツァがドリブル突破。PA左に進入してDFジョルジョ・キエッリーニを振り切ると、即座に左足を振り切ってゴール右に突き刺した。しかし前半14分、ユベントスは左CKからDFサミル・サントスのオウンゴールを誘発。早々に1-1の同点に追いつく。

 前半20分、勢いに乗るユベントスが逆転弾を決める。中盤のボールカットから右サイドのクアドラードにサイドチェンジすると、PA内にアーリークロス。ファーサイドのケディラがヘディングシュートをゴール右に叩き込み、2-1とした。逆転して勢いに乗るユベントスだが、前半26分にピンチが襲い掛かる。

 PA内でマンジュキッチとDFアリ・アドナンが交錯。直後にA・アドナンがマンジュキッチに詰め寄って口論となり、主審は両者にイエローカードを提示する。マンジュキッチは判定に文句を言うと、主審はすかさず2枚目のイエローを出して退場処分に。ユベントスは前半26分から数的不利な10人となって前半を折り返した。

 後半3分にウディネーゼが再び追いつく。MFロドリゴ・デ・パウルが右サイドからFKを蹴ると、DFダニーロ・ラランゲイラが豪快なヘディングシュートでゴールに叩き込み、再び2-2とした。しかし6連覇の王者は諦めない。ユベントスは同7分に左サイドからディバラがFKを蹴り、PA内のDFダニエレ・ルガーニが頭で合わせて3-2と再びリードを広げた。

 後半14分にはユベントスが点差を引き離す。再びディバラが左サイドからFKを蹴ると、ルガーニの折り返しをケディラが右足ボレーで突き刺し4-2とした。同42分にはPA右を突破したケディラが右足シュートでハットトリックを決めて5-2に、同45分にはピャニッチがPA手前から右足ミドルを決め、6-2で試合終了。ケディラのキャリア初となるハットトリックを含む大量6得点で快勝を遂げた。

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