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ブンデス最下位に沈むケルン、GMとの契約解消を発表…大迫勇也や長澤和輝らの獲得を担当

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未勝利が続くケルンFW大迫勇也

 日本代表FW大迫勇也が所属するケルンは23日、ヨルク・シュマットケGM(ゼネラルマネジャー)と契約の解消で合意に至ったことを発表した。

 ブンデスリーガ第9節消化時点で2分7敗と最下位に沈むケルン。22日には同じく未勝利のブレーメンをホームに迎えたが、この試合はスコアレスに終わっている。この不振を受け、会議が行われた結果、双方の合意によって2023年まで残していたシュマットケGMとの契約を解消する決断が下された。

 同GMは、クラブの公式ウェブサイトを通じて「この決断が、クラブにとって新たな刺激につながることを望む。信頼に満ちた仕事関係に感謝を告げたい。今後に向けて、チーム、スタッフ、そして責任者の全員に幸運、成功を祈る」と言い残している。

 またベルナー・シュピンナー会長は「ヨルク・シュマットケはケルンのためにとても良い仕事をしてくれた。我々のチームとともにブンデスリーガへの復帰を成し遂げ、25年ぶりの欧州コンペティションへの出場に大きく貢献してくれた」と同GMの功績に言及しながら、感謝の言葉を向けた。

 2013年夏に当時2部のケルンのGMに就任したシュマットケGMだが、クラブはその下で初シーズンには1部昇格を達成すると、シーズンごとに順位を上げてきた。またチームの強化を務めた同GMはMF長澤和輝や大迫の獲得をも担当している。

 なおドイツメディアでは今回の退団の主な理由は、今夏の補強政策、そしてペーター・シュテーガー現監督への支持が関わっていると見られる。

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