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インテル10戦無敗で暫定首位!指揮官は長友を”間接的”評価「我々には勢いのある選手が必要」

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インテルは10戦無敗で暫定首位浮上。長友は後半39分まで出場した

[10.24 セリエA第10節 インテル3-2サンプドリア]

 セリエAは24日に第10節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでサンプドリアと対戦し、3-2で勝利した。8勝2分で開幕からの負けなしを10戦としたインテルは、勝ち点26で暫定首位に浮上した。

 インテルの楽勝かと思われたが、終盤はサンプドリアの反撃に苦しんだ。前半18分のDFミラン・シュクリニアル(昨季までサンプドリア所属)の“恩返し弾”で先制したインテルは、同32分にはエースFWマウロ・イカルディがボレーを叩き込み加点。後半9分にもイカルディがゴールネットを揺らして、6位と上位につけるサンプドリア相手に得点を重ねた。

 しかし後半19分にFWダビド・コウナツキにゴールを許し、1点を返されると、同40分には右クロスからFWファビオ・クアリャレッラにヘディングシュートを叩き込まれる。逃げ切ったインテルだが、今季2度目の複数失点を喫してしまった。

 なお、4試合連続で先発した長友は、2失点目を喫する直前の同39分まで出場した。長友は交代で入ったDFダビデ・サントンや新加入DFダルベルトらとのポジション争いを制して定位置を確保している。

 公式サイトによると、ルチアーノ・スパレッティ監督はポジション争いについて言及。「何も問題はない。サントンは全員が知るタイプの選手に戻り始めているし、ダルベルトは少し疲れているが、彼も本当に強い選手になるだろう」と“長友のライバル”たちの評価を語るも、「ダルベルトはチームの仕組みを学ぶ必要がある。だから私は彼をプレーさせなかった。我々には勢いのある選手が必要だったからだ」と間接的に長友を評価した。

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