チェルシーは、ナポリのマウリツィオ・サッリ監督の招へいを狙っているようだ。『Football Italia』の報道をもとに、『7Gold』が伝えた。

　昨シーズン就任したアントニオ・コンテ監督のもと、プレミアリーグ優勝を果たしたチェルシー。しかし、今夏のマーケットでの補強戦略を巡って指揮官と経営陣が衝突したとも言われており、今季終了後にコンテ監督が退任するのではないかとも伝えられている。この状況に、ミランがこの48歳のイタリア人指揮官に関心を示しているという。

　そんななか、チェルシーは次期指揮官として、サッリ監督の招へいを狙っているようだ。サッリ率いるナポリは、今季セリエA9試合で8勝1分と負けなし。さらにその間26得点5失点と、1試合3得点ペースで勝利を積み重ねており、その手腕には多くの称賛が寄せられている。

　潤沢な資金を持つロンドンのビッグクラブは、サッリ監督へ年俸1200万ユーロ(約16億円)を準備しているという。セリエAを、緻密なパスワークで席巻している元銀行員の指揮官は来季、活躍の舞台をイングランドに移すことになるのだろうか。

---

●プレミアリーグ2017-18特集
●セリエA2017-18特集