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「真のトップゲーム」でバイエルンを追い詰めたライプツィヒ、3日後にリベンジへ

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PKを止められ、涙のベルナーを皆が慰めた

[10.25 DFBポカール2回戦 バイエルン1-1(PK5-4)ライプツィヒ]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)の2回戦が25日に行われ、ライプツィヒバイエルンと対戦し、1-1で突入した延長戦でも決着はつかず、迎えたPK戦で1-1(PK4-5)で敗れた。退場者を出しながらも先制し、追いつかれても踏ん張る粘りをみせたが、3回戦進出はならなかった。

 試合後、ライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は「負けてしまったが、それでも我々は顔を上げていいはずだ」と強豪チーム相手に勇敢に戦ったチームを誇った。クラブ公式サイトが伝えた。

 後半8分に退場者を出し、数的不利に立ちながらも同23分に獲得したPKを沈めて先制に成功。同38分に失点を喫したが、10分ハーフの延長戦でも粘りをみせ、PK戦に持ち込んだ。後攻となったPK戦では4人目まで全員が成功させたが、最終キッカーだったティモ・ベルナーのシュートがGKスベン・ウルライヒに止められて終戦。2回戦敗退となった。

 とはいえ、10人で粘りをみせた選手たちを称えた指揮官は「なんて英雄的な戦いを今日ここで見せられたことだろうか。この120分間に起こったことは全く信じられない。本当に素晴らしい試合だった、誰もが楽しんだことだろう。真のトップゲームだった」と賞賛の言葉を送った。

 なお、ライプツィヒは中2日の28日に迎えるブンデスリーガ第10節で再びバイエルンと顔を合わせる。リベンジの機会はすぐにやってくるのだ。

 GKペーテル・グラーツィは「バイエルンと対戦するのはこれが3回目。今日は“引き分け”にできた。土曜日は4回目の対戦になるが、今日の前半のようなプレーができれば僕たちにチャンスはある、少なくとも勝点1は獲得できるだろう」と自信をのぞかせた。

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