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「耐えられない」ドリンクウォーター、出遅れた新天地デビューに危機感

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今夏レスター・シティから加入したMFダニー・ドリンクウォーター

 新天地デビューを飾ったMFダニー・ドリンクウォーターチェルシーでのキャリアのスタートに危機感を募らせている。英『メトロ』が伝えた。

 ドリンクウォーターは今夏、5年間在籍したレスター・シティから移籍に踏み切った。加入後はふくらはぎの負傷で出遅れていたが、26日に行われたカラバオ杯4回戦エバートン戦(2-1)で復帰し、フル出場で新天地デビューを飾っていた。

 しかし加入から2か月、ドリンクウォーター自身はプレミアデビューを待っている現状に「耐えられない」と危機感を抱いている。試合後、「ここ数か月の状況以上に悪くなることはないだろうね」と『チェルシーTV』に語っている。

「なるべくポジティブに考えようとしている。ふくらはぎの調子は悪くないけど、とてもフラストレーションを感じているよ。座って待っているだけの試合には耐えられない」

 そして試合を見守ることでプレーのイメージはより膨らんでいるようで、「チームを観察できるのはいいことだ」としながらも、「できる限りすぐにプレーしたいのが本音だ」と胸の内を明かした。

 ただチームはドリンクウォーター以外にもMFエンゴロ・カンテ、FWアルバロ・モラタら中心選手に負傷者が続出しており、アントニオ・コンテ監督の頭を悩ませる問題になっている。しかし指揮官はデビューを飾ったドリンクウォーターについて、「まだまだ成長の余地がある」とすると、「できればスタメンで使いたいが、彼にはプレー時間が必要だ。正しいテンポや試合のリズムを見つけてもらわないといけない」とさらなる奮起に期待を寄せている。

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