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「人格批判にはうんざり」輝き取り戻したバロテッリ、イタリア代表返り咲き目指す

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ニースで輝きを取り戻したFWマリオ・バロテッリ

 ニースの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが自身への“人格批判”に嫌悪感を示している。『ESPN』が伝えた。

 度重なる問題行動から“悪童”と評されるストライカーだが、「サッカーに関しての批判だったら問題ない」とした上で、「うんざりさせられるのは人間としての僕に対する批判だ」と、ピッチ内外での素行の悪さを取り上げられることに不快感を表した。

 トラブルが絶えず、さらに安定したパフォーマンスを残せなかったことから、リバプールからは戦力外通告を受けた。新天地フランスはイングランドやイタリアよりも“雑音”が少なく、昨季は23試合に出場し、15ゴールをマーク。チームをリーグ3位へと導いた。ニースで輝きを取り戻すと、今季もここまで6試合に出場し、5ゴールを記録。チームが14位に低迷する中、得点源として躍動している。

 本音は明かしつつも、精神面の安定ぶりを見せるバロテッリは一方で、「批判は好きじゃない。だけどそういうのはあるものだし、俺は受け入れる。批判されるのも仕事のうちだからね。それが嫌だったらスポーツを変えるか、そもそも辞めてしまうしかない」と、報道への理解も示した。

 注目されるのは、イタリア代表返り咲きの可能性があるかどうか。所属クラブで安定したパフォーマスを披露し、自信を取り戻したバロテッリは「もし監督が僕を呼びたいと思うなら、準備はできている。もし呼ばれないのなら、いつでもイタリア代表を応援し続ける」と前向きな思いを口にした。

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