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ブンデスリーガ挑戦丸10年になる長谷部誠…日本代表への思い、そして心境の変化とは

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来年の冬でブンデスリーガ挑戦10年になるMF長谷部誠

 フランクフルトMF長谷部誠が、ブンデスリーガ公式のインタビューに応じ、ドイツ挑戦を選んだことや、11月の日本代表欧州遠征について語った。

 2008年に浦和レッズからボルフスブルクに移籍した長谷部は、来年1月でドイツ挑戦から丸10年となる。今年3月には、奥寺康彦氏の持っていたブンデス日本人最多出場記録を更新。ドイツの地で、これまでリーグ戦243試合に出場してきた。

 現在所属するフランクフルトでは、キャプテンマークを巻くこともある長谷部。10年前にドイツ挑戦を選択したことは、正しかったという。

「すごく良かったです。サッカー選手として自分を成長させてくれましたし、ドイツという国が長谷部誠という1人の人間を色々な意味で成長させてくれた。ドイツに来ることができて良かったと思いますし、ドイツでの暮らしや居心地はとても良い」

 今季のフランクフルトは、9試合を終えて4勝2分3敗で7位と好位置につけている。長谷部自身も、ケガの影響はあったが7試合に先発出場するなど、ニコ・コバチ監督の信頼を掴んでいる。指揮官との関係も良好のようだ。

「自分に対する信頼をいつも口にしてくださいますし、その信頼にしっかりと応えていこうという気持ちです。監督は誰かを特別扱いすることはなく、経験のある自分のようなベテラン選手にも厳しく要求してきますし、怒るところは怒ります。芯を持った監督ですし、非常に良い関係を築けています」

 7月にモデルの佐藤ありささんとの間に第一子が誕生し、「ちょっと違う人生」になったという長谷部。日本代表キャプテンでもある33歳のMFは、11月の欧州遠征への意気込みも語った。

「今回はブラジル、ベルギーという世界のトップのチームと対戦できるということで、しっかりコンディションを整えたいです。ひざの調子が良くなければ呼んでいただけないでしょうし、まずは代表に選ばれること。そして選ばれたら、世界のトップチーム相手に自分たちからアクションを起こし、どんどんチャレンジしていきたいと思いますね」

 公私共に順調なときを過ごす長谷部。チームでも代表でも仲間を引っ張る33歳が、ドイツの地でさらなる歴史を作っていく。

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