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「リーグ戦に問題はない」バルベルデ監督がカタルーニャ独立宣言に言及

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独立に向けて動くカタルーニャ州

 現地時間27日、カタルーニャ州の州議会が、スペインからの一方的な独立を宣言する議案を賛成多数で可決した。すでに住民投票でカタルーニャ独立は賛成多数の情勢となっているが、スペイン中央政府はこの一方的な独立宣言の方針に難色を示しており、カタルーニャ州ではスペイン政府への反発の声が強まっている。

 この状況下、バルセロナエルネスト・バルベルデ監督が会見で、カタルーニャの独立運動はリーガ・エスパニョーラの試合に影響はないとの見解を示した。

「我々(28日に)リーグ戦があり、勝つためにチームは動いている。様々な憶測が出ているようだが、目前にある試合に勝つことしか考えていないし、何も問題はないよ」

「サン・マメス(ビルバオのスタジアム)で、ビルバオはとても手強い相手となる。バスクでビルバオに勝つことは簡単なことではないからね」

 指揮官バルベルデは現役時代にバルセロナ、ビルバオ両チームでプレーした経験があり、指導者に転身後も両チームを率いたため、ビルバオ戦は古巣対決になる。

 また、記者から「カタルーニャが独立国になった場合、バルセロナがリーガ・エスパニョーラから離脱するのではないか」と問われると、バルベルデは「それは現時点で起こっていないこと。仮説について答えるのは控えておきたい」と慎重な姿勢を見せている。

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