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大阪体育大学、女子大学No,1に!

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 第15回全日本大学女子サッカー選手権大会決勝が15日、東京・国立競技場で行われ、大阪体育大学が1-0で日本体育大学を下し、優勝を飾った。
 試合序盤から日体大は持ち前の攻撃力で得点を狙ったが、準決勝から中1日ゆえの疲労か、プレーに切れ味を欠いた。前半のシュート数は日体大8本に対して、大体大は1本。後半も日体大が、やや優勢に試合を進めた。後半12分には、控えに温存しておいた伊藤美菜子(2年生・MF・06年U-20日本代表)を投入するなど、万全の策を講じているかに見えた。だが、サッカーは何がおきるかわからない。
 特に男子に比べてスタミナに問題のある女子の後半はなおさらだ。後半18分、大体大は準決勝で活躍したスーパーサブ山内典子(FW・1年生)を投入。すると、いきなりDFラインを突破してシュート。正面ゆえにGKにセーブされたが、試合の流れを変えるには十分だった。そして後半29分、奇跡がおきた。CKからファーサイドに流れたボールを池内里紗(DF・4年生)がオーバヘッド気味のアクロバチックなシュートを決めたのだ。男子の世界トップレベルでも滅多に決まらないシュートだった。その
後、日体大は必死に攻めたが、大体大は持ち前の粘りで逃げ切った。日体大はサイドからチャンスを作るべき伊藤が疲労ゆえか精彩を欠いた点が誤算だったかもしれない。

<写真>大学女子選手権で優勝し、喜びのステップを踏む大体大のメンバーたち

(取材・文 木次成夫)

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