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今冬にも日本一を。U-18フットサル選手権MVP&得点王、矢板中央FW大塚が交代出場で2発!

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後半36分、ゴールを決めた矢板中央高FW大塚尋斗がスタンドの祝福に応える

[10.28 選手権栃木県予選準決勝 矢板中央高 5-1 小山西高 栃木グ]

 矢板中央高は今年8月に開催された第4回全日本ユース(U-18)フットサル選手権大会で初出場初優勝。同大会で1大会の個人最多記録を更新する19得点を叩き出し、大会得点王とMVPを獲得したFW大塚尋斗(2年)がこの日の全国高校サッカー選手権栃木県予選準決勝でも2得点の活躍を見せた。

 181cmの長身を持つ大塚は1-1の後半17分から出場。「高さを活かして後半にギアを上げる感じで考えていました」という通りに高さを活かして前線のポイントになりつつ、積極的にシュートを狙っていった。

 後半24分には大塚の放った左足シュートのこぼれ球を拾ったMF稲見哲行(3年)が勝ち越しゴール。そして大塚は3-1の後半36分に右CKから空中戦の強さを示すヘッドでゴールを破る。さらにアディショナルタイムには右サイドを突破したMF山下育海(3年)からのラストパスを右足で決めた。

 フットサル選手権については「チームはサッカーと一緒でしっかり守備から入って、そこからたくさん点を取ることができた。自分は常にシュート、ゴールばかりを考えていました」ととにかく積極的にシュートを打つ姿勢が結果に繋がったと分析。フットサルでのプレーにも魅力を感じ、「サッカーを優先しながら、フットサルもできたらやりたい」という思いを持っている。

 もちろん、今は目の前の選手権予選に集中。「県大会を突破して全国でも日本一を目指して頑張りたいです。トラップから速いプレーでシュートを打ってゴールを決めたい」と誓った。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2017

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