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再三のピンチも体を張って耐えたFC東京、DF室屋成「これを基準に…」

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FC東京は苦しい試合ながらもスコアレスドローでしのいだ

[10.29 J1第31節 FC東京0-0清水 味スタ]

 体を張って勝ち点1をもぎ取った。台風22号の接近に伴い、激しい雨が降りし切る悪コンディションの中、劣勢を強いられたFC東京だが、球際で激しく競り合い、ゴール前のピンチも身を挺してしのいだ。

 後半7分、清水MF金子翔太のシュートはDF吉本一謙が至近距離でブロック。胸部を強打した吉本はいったんピッチを離れたが、すぐにプレーに戻り、フル出場で無失点に貢献した。後半36分の決定機にもFW北川航也のシュートをゴールライン上でDF徳永悠平がクリア。再三のピンチにもゴールを死守した。

 GK大久保択生は「こういう天候なので集中を切らさないように、少しでも隙を見せたらやられる。危ない場面もあったけど、DF陣としてゼロに抑えられたのは良かった」と胸を張る。これで5試合勝ちなし(3分2敗)。最近9試合でわずか1勝(3分5敗)という厳しい状況が続くが、DF室屋成は「全員が体を張ってハードワークしていた。こういうのを基準にやらないといけない」と前を向いた。

(取材・文 西山紘平)

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