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モウリーニョ、マルシャルの決勝点を“バッド・ショット”と表現

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アントニー・マルシャルの決勝点によりトッテナムを撃破

 マンチェスター・ユナイテッドは28日、プレミアリーグ第10節でトッテナムをホームに迎え、1-0で勝利した。ジョゼ・モウリーニョ監督はFWアントニー・マルシャルの決勝点を「バッド・ショット」と表現した。クラブ公式サイトが伝えている。

 勝ち点20で並ぶ2位ユナイテッドと、3位トッテナムとの上位対決は、互いに集中した守備を展開。なかなかチャンスを作ることができなかった。だが、ユナイテッドは後半36分、相手のオフサイドから得たFKをGKダビド・デ・ヘアが前線に大きく蹴り出すと、センターサークル付近のFWロメル・ルカクがヘッドで相手の裏にそらす。これに反応したマルシャルがPA内に侵入して左足を振り抜くと、うまくミートできなかったことが功を奏し、相手DFのスライディングをうまくかわしてゴール右隅に吸い込まれた。

「我々にふさわしい結果だった。ビッグチーム同士の戦いであればドローに終わっても不思議ではなかった。両者とも勝利を目指して戦ったが、お互いに相手が強敵であることはわかっていた。実に充実した試合だった。両軍にとって、そして選手たちにとって難しい試合だった。審判も良かった。今生で最後の一戦か、というくらいに拮抗した熱の入った試合で、たった1枚のイエローカードですんだのだからね」

 トッテナム撃破に満足感を示すモウリーニョ監督は、決勝点のマルシャルについて言及。「先発で出場したときもいい働きをしてくれているが、途中出場の時ほどではない」と辛口な評価だったが、「彼も(マーカス・)ラッシュフォードやルカク同様、素晴らしいプレーをしている。彼らは守備的な役割も担っていたが、本当によくこなしてくれた。しかも、相手のプレッシャーから抜け出す状況も作っていた。そんな時にマルシャルのシュートが決まった。バッド・ショットだったが、ときにそういうシュートが美しいものだったりするのだ」と称えていた。

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