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小林祐希もお手上げ…ボロボロのヘーレンフェーン、必然の逆転負けで公式戦5連敗

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この日も先発フル出場したMF小林祐希

[10.29 エールディビジ第10節 ヘーレンフェーン 1-2 AZ]

 エールディビジ第10節が29日に行われ、MF小林祐希の所属するヘーレンフェーンはホームでAZと対戦し、1-2で敗れた。これで25日のKNVB杯(オランダ国内杯)2回戦のビレム戦(1-2)を含め、公式戦5連敗。開幕10試合連続スタメンの小林はフル出場している。

 開始から両チームとも守備が引き締まらずにオープンな展開となる中、ヘーレンフェーンが先制に成功。前半21分に左サイドのDFキク・ピエリーがFWミヘル・フラープにつなぎ、PA内左に持ち込んだフラープがFWマルティン・ウーデゴーアとのワンツーから右足で豪快に蹴り込んだ。

 しかし、先制後にペースを落として引き気味に構えると、ここから防戦一方の展開となる。前半は辛うじて無失点で終えたが、後半10分にGKマーティン・ハンセン、同17分にピエリーが負傷交代するアクシデントも重なり、さらに状況は悪化。小林もパスミスからカウンターのピンチを招くなど、チームとして一度失ったリズムを取り戻せない。

 相手の再三にわたるシュートミスに助けられていたヘーレンフェーンだったが、後半28分にMFヨナス・スヴェンソンの折り返しをMFフース・ティルに押し込まれ、ついに同点ゴールを献上。劣勢のまま同45分にはグラウンダーのクロスから再びティルに決められ、1-2と逆転を許してしまう。終わってみればシュート数は8対20。スコアこそ僅差だったものの、相手に大量の決定機を与える必然の逆転負けとなった。

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