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“モウリーニョ超え”の史上最高スタートも…インテル指揮官は無関心「歴史に1行増えるだけ」

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11戦負けなしのインテルを指揮するルチアーノ・スパレッティ監督

 インテルの指揮官ルチアーノ・スパレッティは30日、イタリアメディア『メディアセット・プレミアム』のインタビューに応じた。

 インテルは30日、セリエA第11節でベローナと敵地で対戦。GKサミル・ハンダノビッチがPKを与えるなど、昇格組のベローナを相手に苦しむ場面も見られた。しかしインテルは67分、MFイバン・ペリシッチのゴールで勝ち越しに成功。2-1で勝利を収め、今シーズン開幕以降続いている無敗記録を更新し、勝ち点29ポイントで2位の座を守った。

 インテルにとって、1993-94シーズンに3ポイント制度が導入されて以来、史上最高の好スタートとなった。ジョゼ・モウリーニョが指揮を執り、トリプレーテ(3冠)を達成した2009-10シーズンをも上回る。だが、スパレッティは謙虚さを忘れない。

「私は何とも思わない。インテルの歴史に1行つけ加わるだけの話だ。シーズンは6月まで続く長いトンネルなんだ。その先にやっと明かりがある。多くのクラブが競い合っている。ラツィオもトップ争いに残るだけの武器を持っているし、ミランだって追いつくかもしれない。ほんの短い間にすべてが変わってしまう可能性がある」

 インテルで伝説を築いたモウリーニョ指揮下では、第11節を終えるまでにバーリと引き分け、サンプドリアに敗れていたため、勝ち点は28ポイントだった。スパレッティは『スカイスポーツ』に対し、モウリーニョ超えの成績が選手の功績であると強調した。

「選手たちを褒めるべきだろう。今日は勝利を持ち帰ることができたが、簡単ではなかった」と述べ、3ポイントを獲得した選手たちを称えた。
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