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慢性的なケガを抱える長谷部誠…ドイツ紙がフランクフルトにDFの補強を提案

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フランクフルトMF長谷部誠

「フランクフルトは長谷部誠の代役確保が必要だ」。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が、フランクフルトに対して冬の補強を提案している。

 長谷部は2014年からフランクフルトでプレー。ニコ・コバチ監督の信頼をつかみ、3バックの中央に入るなど、新たなポジションでも存在感を発揮。ディフェンスリーダーとしてチームの守備安定に大きく貢献している。

 しかし、33歳の日本代表MFは慢性的にひざのケガに悩まされている。ボルフスブルク時代に左ひざ半月板、ニュルンベルク時代には右ひざ半月板を手術しており、今年3月のバイエルン戦でもひざを負傷してまたもメスを入れた。復帰後も練習を欠席することが少なくないという。

 コバチ監督も「あと1年最後までプレーできるように、気を配らなければいけない」と引退の可能性に言及しつつ、慎重に起用していく方針を明らかにしていた。

 この状況に同誌は、「ハセベは度々ひざのケガで離脱する。フランクフルトは冬の移籍市場でディフェンスの補強に動く必要があるだろう」とし、さらに「この日本人が、来季も3バックの中心でプレーできるかわからない」と伝えた。

 そして、昨シーズン期限付き移籍でレアル・マドリーから加入していたDFヘスス・バジェホが最適な人物であるとし、現在ヨーロッパ王者で出場機会を失う20歳の若きDFを狙うべきだと提案している。

 長谷部は27日に行われたブンデスリーガ第10節のマインツ戦(1-1)を欠場。フランクフルトは、シーズンフル稼働が難しくなってきた33歳の日本代表の代役確保が必要なのかもしれない。

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