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W杯優勝の夢に向けた改革…日本代表のエンブレムデザインなどを刷新

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日本代表のエンブレムデザインが変更される

 日本サッカー協会(JFA)は1日、JFAブランドの再構築を発表した。JFAのロゴタイプとJFAのシンボルデザインは16年3月に変更されているが、今回新たに日本代表のエンブレムならびにロゴタイプ、審判のワッペンやオウンドメディアなど各種事業のデザインを刷新。またJFAが主催するサッカー、フットサル、ビーチサッカー大会のロゴなどを統一する。

 日本代表のエンブレムは、ベースをシンプルなデザインに変更。上部にあったJFAのロゴタイプを下部に配置することで、日本代表を支える基盤であることを表現したという。6日に発表になる日本代表の新ユニフォームから採用される。

 同日会見したJFAの田嶋幸三会長は「私たちには2050年までにW杯を優勝するという夢がある。そして失敗や変化を恐れず、挑戦していく理念を掲げている。そのためにブランディングの改革を行った」と説明した。

 また会見には元日本代表のラモス瑠偉氏や、元女子日本代表(なでしこジャパン)の澤穂希さんらが出席。ラモス氏は初めて日本代表のユニフォームにエンブレムが付いた1988年当時の話などを交えて、「日本代表のユニフォームを着ることがどんな名誉なことか、自覚を持ってほしい」と熱弁。澤さんも「ユニフォームを誇りに世界一を目指して頑張ってほしい」と同調した。

(取材・文 児玉幸洋)

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