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老賢人は秩序をもたらす…ハインケス再就任後のバイエルンは公式戦6連勝

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ユップ・ハインケス監督がバイエルンに好影響をもたらしている

[10.31 欧州CLグループリーグ第4節 セルティック1-2バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は31日、グループリーグ第4節1日目を行い、バイエルン(ドイツ)は敵地でセルティック(スコットランド)と対戦し、2-1で勝利した。

 GKマヌエル・ノイアー、MFフランク・リベリらに加え、ハムストリングに違和感を訴えたFWロベルト・レバンドフスキも温存した中での大一番。バイエルンは前半22分にMFキングスレイ・コマンの左足シュートで先制すると、1失点した3分後の後半32分にDFハビ・マルティネスの勝ち越し弾で勝利した。

 クラブ公式サイトによると、ユップ・ハインケス監督は「選手たちは本当に力を尽くし、最初から最後まで意欲的だった」と振り返る。「大変難しく、激しい試合になることは事前にわかっていた。今日の一番の目的はラウンド16への切符を手にすること。それを今日は達成することができた」と喜びを語った。

 この試合で大きな役割を果たしたのがJ・マルティネス。ハインケス就任以前まではセンターバックとしてのプレーが増えていたが、「彼のポジションに関しては私には別の考えがある」とハインケスによって中盤に戻されていた。コンバート後は攻撃参加の機会も増え、この試合でも勝ち越しに成功している。

 ハインケスはJ・マルティネスについて「彼が守備的MFとしてプレーするようになってから、我々は安定性と更に優れた守備を手に入れた」と語る。「その上、彼はセットプレーでの得点チャンスも大きい」と攻守のバランスを整えられたことに手応えを感じていた。

 72歳の指揮官が戻ってきたことで、チームは息を吹き返した。10月18日の欧州CL第3節・セルティック戦(3-0)後にはFWトーマス・ミュラーも「(ハインケスは)4年前と同じエネルギーを持って戻ってきた。全員高いモチベーションを持っているし、楽しんでいる」と影響を語る。バイエルンはハインケス就任後のブンデス第8節から公式戦6連勝としている。

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